住吉大社について
住吉大社(すみよしたいしゃ)は、全国の住吉神社約2300社余の総本社で、日本を代表する由緒のある神社の一つです。地元大阪の人からは「すみよっさん」と親しみを込めて呼ばれていて、初詣にはたくさんの参拝者が訪れることでも有名です。
ご利益
- 心願成就:五・大・力
「五所御前(ごしょごぜん)」に玉垣内の玉石の中に「五・大・力」と書かれた石があります。この石を集めてお守りにすると願いが叶うといわれています。 - 商売繁盛:種貸社(たねかししゃ)
御祈祷した「お種銭」を元手に加えて商売をすれば繁盛するいわれています。 - 縁結び:侍者社(おもとしゃ)には、
初代の神主とその姫神が祀られており、縁結びにご利益があります。 - 言霊(ことだま)、音玉(おとだま)のパワー:
住吉大社の創建
住吉大社は、今から約1800年前の西暦211年に、神功皇后(じんぐうこうごう)が海の神の住吉大神をお祀りになったのが始まりといわれています。
住吉大神とは、底筒男命(そこつつのおのみこと)、中筒男命(なかつつのおのみこと)、表筒男命(うわつつのおのみこと)といわれる三柱の神の総称です。
住吉大神
日本書紀によると、伊邪那岐命(いざなぎのみこと)は、黄泉国(よみのくに:死者の住むとされる地下の国)から伊邪那美命(いざなみのみこと)を引き戻そうとするが果たせず、「筑紫の日向の橘の小戸の阿波岐原(あわきがはら:宮崎県宮崎市阿波岐原町)」で、黄泉国の穢れを洗い清める禊(みそぎ)を行った。このとき、瀬の深いところで底筒之男神が、瀬の流れの中間で中筒之男神が、水表で上筒之男神が、それぞれ生まれ出たとされる。
神功皇后
神功皇后(じんぐうこうごう)は、第14代仲哀天皇(ちゅうあいてんのう)の皇后です。
大和朝廷に反抗する熊襲(くまそ)、隼人(はやと)などの大和朝廷に反抗する部族が蜂起したとき、「熊襲の地よりも、海を渡り新羅(しらぎ)を征討せよ。我ら三神(住吉大伸)を祀れば新羅も熊襲も平伏する」との神の言葉を神功皇后が得たが、仲哀天皇はこの神の言葉に対して疑問を口にしたために祟り殺されてしまう。その後、再び同様の神の言葉を得た神功皇后は、自ら兵を率いて新羅へ出航した。皇后は神々の力に導かれ、戦わずして新羅(しらぎ)、高麗(こうらい)、百済(くだら)の三韓(さんかん)を従わせたそうです。
御祭神(ごさいしん)
- 第一本宮:底筒男命(そこつつのおのみこと)
- 第二本宮:中筒男命(なかつつのおのみこと)
- 第三本宮:表筒男命(うわつつのおのみこと)
- 第四本宮:神功皇后(じんぐうこうごう)
アクセス
【住所】: 大阪市住吉区住吉2丁目9-89
【電話番号】:06-6672-0753
【受付時間】:午前9時00分~午後4時30分
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